top of page
脂質異常症
診断について
脂質異常症は、血液検査で診断します。
以下の数値をチェックします。
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)
中性脂肪(トリグリセライド)
HDLコレステロール(善玉コレステロール)
総コレステロール
脂質異常症は次の3タイプに分けられます。
高LDLコレステロール血症(悪玉コレステロールが多い)
低HDLコレステロール血症(善玉コレステロールが少ない)
高中性脂肪血症(中性脂肪が多い)
原因について
脂質異常症の原因は、食べすぎや運動不足、肥満、喫煙、過度の飲酒、ストレスなどの関係があると考えられています。特に内臓脂肪が多い方は注意が必要です。また、生まれつき悪玉コレステロールが多くなる「家族性高コレステロール血症」の場合もあります。
遺伝的責任
家族性高コレステロール血症など、遺伝的に脂質代謝に異常がある
生活習慣
高脂肪食や糖分の多い食事
肥満
一部の薬剤の副作用
運動不足
喫煙
治療について
脂質異常症は生活習慣の改 善が大切です。必要に応じて薬を使いながら、定期的に検査を行い、数値をコントロールしていきます。動脈硬化を防ぐためにも、早めの治療が重要です。
生活習慣改善のポイント
動物性脂肪を控え、青魚などを積極的に食べる
コレステロールが多い食品(卵、魚卵、バター、レバーなど)を控える
野菜や果物をたっぷり摂る
飲酒はほどほどに
無理のない運動 を習慣にする
禁煙する
bottom of page